第74回大津市美術展覧会
大津市美術展覧会。
私は生まれも育ちも大津ではないのですが
今現在はこの地にご縁があり
展覧会に応募してみたら
入選し展示されて
とてもうれしく思います。
展覧会では絵だけでなく書や彫刻なども出展されていて
どの作品も個性あふれて素敵でした。
入選した作品
「ある日のサンジェルマン デ プレ」
F10号 2024年制作 Oilpastels and mixed media on paper
~出展作品のエピソード~
昨年11月にパリの”Salon du international Portrait(国際ポートレートサロン)”に
推薦出展いただいた時に訪れたパリ。
パリは実に15年ぶりで2度目の再訪でした。
1度目には行けなかった場所をたくさん街歩きしました。
その時に特に感動したサンジェルマン デ プレのゴージャスな街並みや建物と
この時宿泊していたホテルの窓から見えた景色から着想。
特に黒いアイアンのバルコニーに心惹かれました。
そんなパリの景色を私自身の空想やインスピレーションも交えて描きました。
窓から見える人にもぜひ注目してください。
フランスは愛の国と言われています。
いたるところで愛を表現したりはもちろんですが、
歴史の上では公娼というデュバリー夫人やポンパドール夫人などの
公式な王の愛人が認められていたほど愛に寛容な大人の国ともいわれています。
私自身フランス史が大好きなので、王家などの歴史から昔は多かった政略結婚的なものもイメージしたワンシーンも密かに窓辺に描いてみました。
話は変わり、展覧会初日と講評会が開催されていた日曜日に私も伺いましたが
たくさんの方がご来場されていて
多くの方に作品を見ていただけてうれしかったです。
ご来場いただいた皆様、
展覧会運営されていた関係者の皆様
ありがとうございます。
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